世の中には地域の人から愛されるお店が存在しています
必ず行く近所のお店・・・
このお店に行きたくなる理由がある・・・
長く営業が続いているお店には熱心なファンがいます!
もうお分かりだと思いますが、その熱心なファンがお店の売り上げや利益を支えてくれるのですね
地域で愛されるお店とはいったいどんなお店がありますか
お店の雰囲気
愛想の良いスタッフがいる
通いやすい場所にある
他のお店にはない特徴、サービスがある
鍼灸院に通うお客様も良い鍼灸院を求めて来院しているのです
リピーターに喜ばれるよう日々試行錯誤しながら、お役に立てることを考えていきましょう
もくじ
1.カウンセリング
2.鍼灸院の特徴
3.店内の雰囲気
4.特別感
5.お客様のことを覚えて仲良くなる
1.カウンセリング
・お客様の心と身体に寄り添う
身体の疲れを癒したい
痛いところを緩和させたいなど
お客様によっても来院目的が変わってくると思います
お客様が今どういったことに困っていて、どういうアプローチをすれば改善されるのか、的確に見極めていくためのカウンセリング
お客様の悩みや思いを丁寧に聞いていますか?
・いつから痛みが出ているのか
・どんなときに痛みを強く感じるのか
コミュニケーションを通じて、お客様のハートをつかむことができれば、
「これからも通いたい」と思ってくれるでしょう
実はリピーターになるにはマニュアル通りの対応ではお客様は満足しません
お客様は敏感にこちらの対応を感じ取っています
ですから、身体の不調、不安要素や悩みなどを基本となることをしっかり聞いて、お客様が今何を求めているかを明確にすることが大切です
カウンセリングの対応によっては鍼灸院の印象を左右し、リピーターになってくれるかどうかが決まるといっても過言ではありません
お客様の心に寄り添い親身になって話を聞いていくことが、リピーターの獲得につながっていくのです
2.鍼灸院の特徴
・お客様と二人三脚の気持ちで施術の計画を進めていく
リピーターを増やすためには「この鍼灸院は○○をやってもらえる」というわかりやすいイメージを持ってもらうことで、鍼灸院の特徴を覚えてもらえます
そのためにお客様に確認しておかなくてはならないことがあります
「いつまでにどうなりたいのか」
これをはっきり聞き取っておくことが大切です!
いつまでにどうなりたいかがあいまいだと、お客様と施術者との間で距離ができてしまうことがあるからです
すぐに痛みを取りたいのか
時間をかけてもいいから、症状をよりよくさせていきたいのか
その辺りの細かな要望を聞き出すにもお客様とのコミュニケーションが必要になってきます
いつから痛みが出ているのか
どんな時に痛みを強く感じるのか
過去に交通事故にあったことは
重い病気を患ったことはあるか
薬を飲んでいるか
このような細かな情報も丁寧に聞き出していきます
それを踏まえて、施術のプランを示してお客様が求める理想に向かって二人三脚で進めていき、体質、肌質に合わせた解決方法を提案していきましょう
3.店内の雰囲気
・リラックスできる空間づくり
スタッフの接客が良いことも大事な要素です
スタッフの身だしなみや挨拶、話し方などお客様の心情をよく理解したうえで、気持ちの良い印象を与えることが基本
居心地の良い空間や雰囲気作りもリピーターを増やすうえでは大切です
清潔な院内であることはもちろんのこと、施術台やタオルなどの備品が綺麗にされているか、トイレも清掃が行き届いているかが重要です
院内の雰囲気もインテリアや内装によっては居心地良くリラックスして過ごすことができます
自然光に近い照明や落ち着いたBGMが流れていたり
内装はアイボリーや緑、茶色など自然のカラーを多用してみる
お店のコンセプトにあわせて空間づくりをしていきましょう
4.特別感
・お客様に感動を与える
リピーターになってもらうためには感動を与えることも効果的です
お客様のことを思い、心を込めて接客することで、その気持ちが伝わりお客様の予想以上の結果が得られれば、感動してもらえるでしょう
感動してもらうことができれば「また利用したい」と思うことは必然です
そのためには、常に丁寧な接客や気づかいが必要となってくるのです
感動するということは、期待以上の結果が得られるということ
感動したお客様は、必ず鍼灸院のファンになってくれます
その驚きを周りの人に話したくなり、良い評判が広がっていきます。
評判を聞いた人が「ぜひいってみたい。」と来てくれるようになるのです
身体の調子を良くしてあげることを真剣に考え、お客様に感動を与えるために出来ることを考えてみましょう
5.お客様のことを覚えて仲良くなる
あなたは友人の顔を全員思い出せますよね
人は自分のことを名前で呼んでもらえると、親近感を覚えます
「○○さん」
お客様が2回目に行ったときに、顔と名前を覚えてもらえていたら、喜びと共に身近な存在として認識してくれるようになります
前回の来院時のことを覚えていることをアピールすることも有効です
「前回は○○でしたよね」などと前回のことを話してみる
すると、「一回しか来ていないのに覚えてくれているんだ」と喜んでくれます
また、客と施術者の垣根を越えて、友人のような関係になれれば、お客様も施術について要望なども言いやすくなります。また、プライベートな話題から会話を広げられることもあります
けれども、お客様によっては聞かれたくない人もいるので、話好きなお客様に有効な手法です。
例えば、少し不満があったとしても、話しやすい人には気軽にいえることでも、我慢してしまう相手には「もうこの鍼灸院には来ない」と思って終わってしまうこともありえます
お客様とのコミュニケーションが良好であれば、お互いの要望を伝え合うことができるので、思いをくみ取ってお客様のためにしてあげられることも増えていくはずです
お客様は抱えている身体の問題を改善させてほしいということを一番に願っています。
常に何をしてあげられるかを最大限に考えていきましょう
6.まとめ
同じ診療院をリピートするには理由があります
お客様が今何を求めているのかを知ろうとすることが大切です
その理由をはっきりさせることで、より多くのお客様が鍼灸院のファンになってくれるでしょう
リピーターが一気に増えなかったとしても、一人一人のお客様を大切に思い、抱えている問題を一緒に解決してあげるその姿勢が大事なのです
日々の積み重ねを大切に、よりよい鍼灸院になるよう、多くのファンを作っていって下さい