専門学校を卒業されどちらかで経験を積み重ね晴れて開業
そして日々患者さんと向き合う毎日
もう15年以上も前のことなので懐かしいですが、ボクにもそういう時がありました
開業も5年を過ぎた頃からそろそろ自院の経営パターンというものが見えてきたのではないでしょうか
右肩上がりで売り上げを上げていける院はどうでしょう
それもほんのわずかではないでしょうか
ただでさえコンビニを超える数の鍼灸院が増える現状では、限られたパイの中でいかにお客様を取り合うか
そこがポイントと考え必死になって宣伝してるかと思います
宣伝方法も学校で教えてくれるわけし、限られた広告制限もある中での広告宣伝
本当に厳しい現状です
かつて私も同じ状況でした
副院長まで任され少なからず鍼灸院経営に携わっていたので、そこそこ自信を持っての開業
技術も全国から鍼灸師や医師が見学にやって来るというレベルの高い鍼灸院で研修
オープンしたら患者さんは当然のようにやってくるだろうと勝手な妄想を抱いていました笑
…今思えば考えれば自信過剰もいいところ
そんな甘い考えですから半年も経たないうちに経営は悪化
経営感覚ゼロの私でもこれはマズイと感じ色々と試行錯誤していくのでした
多くの先生が俺は技術には自信があるから、来院さえしてくれればと思っているのではないでしょうか
「その来院さえしてくれれば」が実はなかなか難しい
皆さんしのぎを削って行動されているのだと思いますが、先ずは患者さんに知ってもらうこと!
ここが大切です
今回は色々な宣伝広告にフォーカスした中で、最も効果的だったニュースレターでの集客についてお伝えしていきます
これだけ情報にあふれている時代の中で、お客様にお知らせを届けようとするツールは山ほどあります
特にインターネットの時代なのでSNSを使えばあっという間に発信は出来ます
実際私もフェイスブックやLINE@をはじめSNSを使ってお客様と繋がるようにしています
ただここで注意なのは発信は出来るけど、お客様とつながっているかは別です
私が紙媒体を勧める理由は、院を営業している地域、その町を知るためにニュースレターを作ってほしいのです
ニュースレターをお客様に、またはお客様になりうるだろう方に届ける際新聞折込が先ず挙げられます
私は当初お金はないけど時間が余っていたのでよくポスティングに歩いていましたが、今思えばそれが良かったのだろうと思っています
ポスティングをすると見えてくることがあります
玄関先にある自転車が年配の方様か子供様か
車椅子専用のスロープがある玄関か今流行りの大きなモダンな庭か
車は軽自動車か外車かなど
ざっくりではありますが、ポスティングをすることでその地区の特色が見えてきます
そこは若い人が多いのか、年配の方が多いのか、それとも経済的に裕福な家庭が多いのかなど
それらを総合的に分析して、どの地区にこの内容のニュースレターを配ると有効かが分かって来ます
院にもよりますが、来院されるお客様の住まいはそれほど広範囲ではないはずです
私のように地方で経営している場合でもせいぜい半径20キロ範囲内なので、むやみやたらではなくお客様になり得る家に届けた方が効果的
フェイスブックでもターゲットを絞って発信する様なサービスがありますが、それでも紙媒体の方が良い点はあります
それは内容が気に入ってもらえれば捨てずに取っておいてもらえることです
うちでもだいぶ前に出したニュースレターを持って来て下さる方もいますが、定期的に発行することであの時だ!と後から思い出して来院してくれる方がいます
そういう面からもより的確に行動さえすればSNSよりもダイレクトに長くお客様の元に届くのではと考えます
開業まもない院が宣伝広告で迷っていたら、ぜひ参考にして欲しいと思います